見えないからって油断してない?
息の可視化実験で息がどこまで届くのか確かめてみた!
アニメや漫画みたいに臭が色付きで見えれば、髪型や服装のように気をつけられるのではないかと考えた研究チーム。 息が届くってことは、もし口臭があったら相手に届いてしまうかも…? 息がどのくらいの範囲で広がるのか特殊な装置を使用して可視化してみました。
撮影手法について
撮影手法について

息の可視化には、微粒子可視化専用の「レーザ光源:パラレルアイH」※を使用しました。緑色のレーザ光の膜を微粒子が通過すると、微粒子から反射される緑色の光が見える、という原理です。

映像内で、被験者は少し怪しげなメガネをしてますが、格好つけているわけではありません。レーザー光源は失明の危険性がある強さのため、目を守る専用の保護メガネをつけているのです。

今回の実験ではミストを被験者に吸ってもらって、話したときに口から出てくるミストを“息”に見立てました。このミストは、食用のオリーブオイルを微粒子状にしたものです。

このような工夫や苦労を重ねて、動画でご覧のとおり、
被験者の口から出てきたミスト粒子がきれいに緑色に光って、息の動きをしっかりととらえることができました。

※微粒子可視化システムなどの詳細はこちら

撮影協力:新日本空調株式会社

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Case1 立ち話編
相手との距離 0.6m
「この猫動画が素敵で」「地図ちょっと見て下さい」など、スマホを人に見せながら話をするシチュエーションです。 顔の距離はおよそ60センチ。もしも話をしている人に口臭があったら、話が終わるまで相手は我慢しなければなりません。
Case2 後輩指導編
相手との距離 0.6m
不具合対応やデータ確認などで同じパソコンの画面を見ているという状況です。立ち話と同じく、相手との顔の距離およそ60センチ。 顔が相手の方を向いていなくても、息が相手の顔にかかっていることが分かります。
Case3 会議編
相手との距離 1.8m
相手との距離は約1メートル80センチ。会議や打ち合わせなど、机を隔てている距離です。 議論が白熱すればするほど、吐いた息は会議室に充満することでしょう。 会議出席者全員に口臭があったら……恐ろしいですね。
Case4 面接編
相手との距離 2.75m
人生を左右する就職活動の面接という状況です。距離は随分離れて2メートル75センチ。 若干のタイムラグはありますが、確実に息は面接官まで届いています。 服装や髪型だけでなく、息でも清潔感をアピールしたいものです。
Case5 測定
相手との距離 4.0m
はたしてどこまで人の息は届くのか。 障害物なし、無風での計測を行いました。 確実に息が届いている距離=4メートルは、成人男性が普通に歩いて5~6歩くらいの長さです。 これ以上離れての会話は……しないですよね?
息がどこまで届くのか確かめてみた!
実験の結果
実験の結果、人と会話できる距離では常に息は確実に相手に届いているということが分かりました。 会議や面接など、始まる時間がわかっている場合ならば、直前にガムを噛んだりうがいをしたりといった準備ができます。 しかし、普段の会話ではそうもいきません。日頃からの息のケアが大事ということが分かりました。
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