息の可視化には、微粒子可視化専用の「レーザ光源:パラレルアイH」※を使用しました。緑色のレーザ光の膜を微粒子が通過すると、微粒子から反射される緑色の光が見える、という原理です。
映像内で、被験者は少し怪しげなメガネをしてますが、格好つけているわけではありません。レーザー光源は失明の危険性がある強さのため、目を守る専用の保護メガネをつけているのです。
今回の実験ではミストを被験者に吸ってもらって、話したときに口から出てくるミストを“息”に見立てました。このミストは、食用のオリーブオイルを微粒子状にしたものです。
このような工夫や苦労を重ねて、動画でご覧のとおり、
被験者の口から出てきたミスト粒子がきれいに緑色に光って、息の動きをしっかりととらえることができました。
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撮影協力:新日本空調株式会社